鶏ごぼう餅きんちゃく

繊維質の代名詞のようなごぼう。食べてますか？
香りがよくて柔らかい新ごぼうが出回ってきました。
旬のものって安くておいしくて言う事無し！
これを利用しないでどうします？（笑）

今回はごぼうと相性のいい鶏肉の炒め煮。
煮物ってあんまり好きじゃないや〜って言う方、結構多いと思うんです。
私も昔はどちらかというと、それほど好きじゃなかったかな(^-^;)
でも、きちんとダシを取り始めてからは
煮物ってこんなにおいしかったんだ！と開眼。
目から鱗が落ちてよ〜く見えるようになりました（笑）

我が家の和食は全て天然の昆布や削り節で取ったダシを使っています。
某番組で「命のダシ」と言っていた鉄人がいらっしゃったけど、
本当にその通り！
ダシがおいしければ、何もしなくてもおいしくできあがるんですよね。
ダシの取り方（引き方と言った方が正しいけど）はこちら。
素材の味を活かしたおいしい煮物を作ってもらえたら嬉しいです(^-^)





「鶏ごぼう餅きんちゃく」


【材料】

３人分

＊鶏肉（モモ又は胸）1/2枚（一口大に切る）
＊新ごぼう１本（斜め切り）
＊人参適宜（彩り用）
＊餅入り巾着6個（又は揚げ３枚とタマゴ３個）
＊サラダ油大さじ1/2

＊ダシ汁100cc
＊酒大さじ1
＊みりん大さじ1
＊砂糖大さじ1(あればキビ砂糖や粗糖などの茶色い砂糖）
＊醤油大さじ2

★人参は花形に抜いておくと彩りが◎です




【作り方】
　　

1.　【炒める】
　　まず、鍋にサラダ油を熱し、鶏肉を炒める。
　　続いてごぼうと人参を加えてサッと炒め、ダシ汁を注いで沸騰させる。
　　


2.　【煮る】
　　沸騰したら火を弱め、アクをすくいながら調味料を入れて行く。
　　調味料を入れて2〜3分煮たら、鶏肉だけ取り出す。
　　餅巾着を入れて蓋をし、弱火で人参が柔らかくなるまで煮ます。
　　火を止める間際に鶏肉を戻し、サッと混ぜて一旦そのまま冷まします。
　　食べる直前にもう一度温めてできあがり。




なぜ鶏肉だけ途中で出すの？
それは、鶏肉ってすぐにダシが出てしまって、長く煮ると出し殻状態になるから。
そして身もパサパサ…
なのである程度ダシ汁に鶏の旨味が出たら取り出しておくと
鶏肉も美味しい状態でいただけると言う訳です。

そして鶏ごぼうになぜ餅きんちゃく？？
と思う方もいらっしゃる？（笑）
実は、先日ダーリンのリクエストで「おでん」を作ったら余っちゃって(^-^;)ゞ
それを一緒に煮たわけです。
我が家の事情でスミマセン（汗）
私的には、油揚げにたまごを入れて「あぶたま」にして一緒に煮るのがオススメです。
口を閉じるのは爪楊枝で充分OK！
あぶたまって？と言う方は、こちらを１度ご覧くださいね。

こっくりとダシがしみ込んだ煮物って、本当においしくて、まさにおふくろの味。
一度冷ますとぐぐっとダシがしみ込んで、長く煮なくても美味しく出来上がります。
気軽に作って旬の味を楽しんでくださいね♪


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